なんでもつぶやく。創作、映画、ドラマ、ゲーム他なんでも。「続きを読む」内はだいたいネタバレです。
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PMS(月経前症候群)の酷い藤沢さんは月に1日だけどうしようもなくイラだって爆発してしまう日があり、新卒で入社した会社で失敗を重ね逃げるように退職してしまう。それから5年経ち、今は程よい距離感で接してくれる小さな会社でなんとかやっていたが、新しく入って来たやる気のなさそうな山添くんのささいな行動にまたしても怒りを爆発させてしまう。申し訳なく思う藤沢さんだったが山添くんは特に気にする様子もなく、相変わらず無気力な様子。だがあるきっかけで山添くんがパニック障害を抱えていることに気づいた藤沢さんは、病気によるどうしようもなさを抱えてる者同士として何かしてあげられないかと思うようになる。押しの強い藤沢さんに引き気味の山添くんだったが、お互いの症状をほんの少しだけ理解でき、病気のことを気兼ねなく話せる関係は次第に心地よいものになっていく。
とても良い映画でしたね~~~👏👏👏宣伝にある通り、恋でも友情でもない、連帯みたいな関係の男女の話なんですが、あらすじをまとめる時に恋愛っぽく見えないように書くの難しいね!主演二人の自然体の演技がとてもよくて、打ち解けた二人はあえていうなら適度に仲の良い姉弟くらいの距離感で、その雰囲気がとても自然で良かったな~~。本当にこういう光景をすごく自然に描いてくれるのが良かった。良かったです。メインの二人だけじゃなくて、周りの人達も含めて、いろんな人がいて、いろんなものを抱えていて、でも生活は、日々は続いていて、そういうものだねって受け止めてくれる人がいるだけで、ちょっと息がしやすくなる、そういう話をしてくれていたなと思う。優しい映画でした。
良かったから帰りに原作小説買ってそのまま読み切ったんですが、原作だとまわりからの「付き合ってるの?」「お似合いだね!」茶化しが結構頻繁にあり、まあそれが普通かなと思うけど、映画はそういうのを一切入れてないけど、そういうのじゃなくて……っていうのを説明しなくても雰囲気で描ききってるのが良かったな。
今の会社の社長と山添くんの前の上司の描き方がすごくよくって、これは映画オリジナルなのにちょっとびっくりした。会社がプラネタリウムのおもちゃ作ってるのも原作から変えてるんだな~。社長の弟さんまわりのエピソードすごく丁寧で良かったし、「夜明け前が一番暗い」はただの天体運動の一部で~っていうの、良かったな。良い日でも悪い日でも平等に今日は終わる。ちゃんと終わるんだよ。
エンドロールの定点ロングショット、めちゃくちゃ良かったな~~~。え~~良い映画だった。