ノンジャンル独り言

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「ウーマン・キング 無敵の女戦士たち」(2022) アマプラにて



19世紀、アフリカ。長らく大国オヨの属国であったダホメ王国は若く野心的なゲゾ王のもと、暴力的な支配と奴隷貿易からの脱却のため、女将軍ナニスカと彼女の率いる女戦士部隊アゴジェを先頭に戦いの日々を送っていた。一方、ダホメ族の若者ナウィは金持ちとの強制的な結婚に立てつき親から見放され、王に献上されアゴジェの戦士となるべく厳しい訓練に身を投じることになり……。

ベテランのいかつい女将軍が主人公のアクション大作、という点でめちゃくちゃ見応えあったな~。この年齢のいかつい女性が主人公のごりごりアクション、なかなかないじゃないですか……ありがとう……。日本語版予告でナニスカがですます調で喋ってるの、キャラが違いすぎてウケちゃう。あのシーン、別にですます調で喋ってなかったよ!アマプラ配信版、ポルトガル語パートで字幕ないのはデフォなの?聴覚障害の方用の英語字幕だと出るんだけど日本語字幕ではでない。何言ってるか分からなくてもOKという撮り方でもない気がするのだが……。

話は全体的にちょっと欲張りすぎなのでは?というところもあり、私はマリクのターンはなくても良かった気がしてしまうが……うーん。ナウィがかなり童顔なのでマリクとのあの展開、ちょっとな……というところがあり、マリクもガタイがいいだけでナウィと同い年くらいの設定なのかもしれんが……あとアゴジェは「王の女」という建前があるのでそこを肯定しないという意味で必要……だったか?うーん。でも終盤、ナウィが洋服で戦うのはすごい意義のあるシーンでちょっと胸に迫るものがあった。海を渡らされた同胞たちと同じ姿で白人に立ち向かうっていう構図だよね……。「ブラック・パンサー」の時もそうだけど、そもそも「人間を物として売買し船に詰め込んで貿易していた」という負の歴史、それが今でもずっと差別構造を色濃く残しているという事実の重さが凄くて受け止めきれない時がある。

ナニスカの親友のアメンザが長身の槍使いでシャーマンなの良かったな~。ナニスカとナウィが主軸の話なのだけど、ナニスカにはアメンザがいてナウィにはイゾギや同年代のフンベやオデがいて、関係性が縦横ちゃんとあるの良かった。

王妃が小物なのが残念だったな~。宦官もそのキャラづけなのはちょっとどうかと思う……なんかここはまとめて微妙だったかな。側室達の中にはナニスカに敬意を払ってる人もいる描き方ではあったけど、せっかくアゴジェは女性の共同体として良い描き方だったのに、女たちの長である王妃がその程度の感じだったのが本当に残念。

この監督さん、「オールド・ガード」の監督さんなのか!「オールド・ガード」まだ観てない!観ます!!


イゾギがすごい好きだったからイゾギ死んじゃったのまじで辛い~~~いやだ~~~~~!!!😭😭😭ナウィが実はナニスカの娘で、という展開ではあるのだけど、イゾギとの関係が先に姉妹っぽくもあり母子っぽくもありというところがあって良かったな。

「アンタには力がある。自分で思う以上にね」
「それを手放すんじゃないよ」

良い台詞……。イゾギーーーーー!!!😭😭😭

アゴジェは実在した女戦士部隊なので観終わってからWikipedia読み込んでたのだけど
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%...
「最後の戦士」の名がナウィなの鳥肌たっちゃった。そっか~~。▲畳む
  • 2024-3-6(水) 10:40:06

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