ノンジャンル独り言

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「天使たちのビッチ・ナイト」(2017) アマプラにて



1347年、イタリアのガルファニャーナ地方。資産家の娘のアレッサンドラは父の言いつけで修道院に入れられているが面会に来てくれる父は一向に家に帰してくれる気配はなく、溜まった鬱憤晴らしに修道女仲間のフェルナンダ、ジネーブラとともに雑用係のおじさんをいびり倒して追い出してしまう。一方、領主の召使いの若者マセットは奥方との密通がバレて命からがら逃げだして来た道中で、困っていたトマソ神父を助け意気投合。トマソ神父はマセットを新しい雑用係として雇うことにするが、シスター達とのトラブルを避けるために「耳が聞こえないし話せないふりをする」という条件をつけることに。演技をしながら無事に働き始めたマセットだったがやたらセクシーな若者の登場にアレッサンドラ達は色めき立って……。

配信終了間近のから何かないかなとスクロールしてって、90分だしコメディだしと思って観始めたんですが、結構画面作りがちゃんとしていて予告編から想像するようなハイテンションコメディとはちょっと違う、Fワード連発するけどわりと牧歌的なコメディでなんか不思議な話でした。わりと……良かったな。ロケーションがのどか。売り方としてこのタイトルと予告編の方向性にするのは分かるが、このタイトルと予告編で期待する感じのものではないような……売り方難しい映画だね……。原題は「The Little Hours」。

「若者が耳が聞こえないふり、言葉もしゃべれないふりをして修道院で働きだし尼僧が夢中になる」というのはボッカチオのデカメロンの中の話を元にしているらしい。デカメロン、ずっと前に読んだことあるんだけど全然覚えてないな……。

しかしシスター服だと最初なかなか顔の区別がつかなくて何回か巻き戻して観てた。最初にロバ引いてるのはフェルナンダ、質問攻めしてたのがジネーブラ、アレッサンドラは部屋で刺繍してるシーンが初出。慣れてくるとちゃんと区別つくんだけど、遠目だったりやや暗いところだと分からん……!!フェルナンダは見覚えあるぞ……と思ったらオーブリー・プラザさんは「オペレーション・フォーチュン」のサラ!マセット役のデイヴ・フランコくんはジェームズ・フランコの弟!

ベッドシーンが基本的に女性主導だし後半に魔女のサバトとか出てくるけど全裸で踊る女性陣も体型年齢様々なのであんまりエロティック要素がエグくなくて見やすかったな。

結構気が利いてるなと思ったのは

やたらめったらセクシーに服を脱がされる側だったマセットが最後に領主の城から助け出される時に変装のために服を着せてもらうっていうのが、関係性の変化って感じで描写されてて良かったです。ああ、こういう見せ方もあるんだな、と思った。▲畳む
  • 2024-2-27(火) 08:09:47

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